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■岐阜県・滋賀県教育委員会に要望書提出しました
2011年12月02日

岐阜県教育委員会 12月2日

岐阜県は以前ある中学校の女性教師が講演の依頼に、わざわざ大分まで見えたことがありました。教育熱心な県です。その時は小学校2校、中学校1校の3校で体験談を話しました。小学生の場合は自殺、遺書の話も出るので対象を5,6年だけでお願いしました。話を聞いた後の感想や質問を聞くと、中学生では女子生徒が多く衝撃を受ける様ですが、小学生では男子児童が直線的に感動するように見えます。その時も小学生男子児童が話も終わりに近いクライマックスの所で、何人もの児童が立ち上がりもうやめてと葬式の時のような絶望的な顔になり私を見つめたのが印象的でした。中学校では話のあとの質問で女子生徒が積極的でした。あまりに真剣な質問が多くあり私の方が圧倒される場面もありました。
そんな、印象の深い積極的な子供たちの多い県でしたので、教育委員会に対して大きく期待を持っていました。期待どおりの教育委員会の対応、多くのマスコミの方もみえ、要望書の手渡し、標語を教育委員会の方と持った撮影、私の説明を教育委員会の方はうなずきながら理解しているようにみえました。ところが、ところがです。教育委員会の方と話も終わり記者会見場にマスコミの方々と向かっていたら、教育委員会の方もエレベーターの所まで見送りに来ていました。気が付いた記者クラブの幹事社が「大沢さん、ちょっと待って下さい」と言って教育委員会の代表に取材を始めました。聞くつもりはなくても、すぐそばなので聞こえてしまう。その時の話は、ある新聞記事に南谷課長が「今の子供たちは感情を表に出す事が少なく、仲間にも話さないので発見が難しい。アンテナを高くしてサインを見逃さないよう努力したい」と話していた。私は、頭に血が上ってしまいました。ついさっき話した、信頼関係の話はどこへ行ってしまったのか。教育委員会に話した信頼関係とは、標語に書いてあるように「いじめ加害者がいたら教室の中で起立させ、ダメ、許されない事と叱って措置をする。それが、しつけである。真の教育である」と説明をしました。それをすれば加害者は自分が加害行為をしたから叱られた、被害者は自分は悪くない、先生は自分を守ってくれる。回りの生徒は悪い事をすれば怒られ措置をされる。先生は被害者を守ってくれると先生を「信頼」する。生徒を守ってくれると先生を信頼すれば、いじめを訴えると、何度もしつこく話をしたのに、南谷課長は「今の子供たちは感情を表に出すことが少なく、仲間にも話さないので発見が難しい。アンテナを高くしてサインを見逃さないように努力する」になるのでしょうか。私が岐阜県で初めて講演をしたとき、講演の後に子供たちの話「いじめがあったら、先生に言います。いじめられている人を助けます」この言葉をどう受け止めるのでしょうか。きちんと教育すれば、生徒を守る約束があれば、生徒は自らいじめを訴えてきます。ところが、今現実には生徒がいじめを訴えてきても調べもしない。いじめとわかっていてもいじめと捉えない。そんな事をするから、先生に言っても何もしないから生徒は先生に言わなくなった。言わないようにさせておいて、発見が難しいとかアンテナを高くして見逃さないとは、どういうことなのか。ふざけないでほしい。しかし、これが教育員会の実態です。文部科学省と国が教育委員会を間に学校をマニュアルどおりに動かしてきました。しかし、今現在は民主党に代わって国と行政は正しい方向に向かい始めました。だからこそ、国、行政(文部科学省)は標語を持って写真に写り10月20日47都道府県を回るにあたって身体に気を付けて下さいと送り出してくれました。
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岐阜県記者クラブ

 5年前女子中学生の自殺事件がありました。それは、いじめ自殺多発大3期とも言われています。第1期は東京都中野区鹿川君昭和61年「葬式ごっこ」第2期平成6年大河内清輝君、第3期は北海道滝川市小6自殺、岐阜女子中学生自殺、福岡筑前町中2自殺。
10年間でおきています。そう、歴史を数えていくと平成28年ころは爆発的な自殺者がでるでしょう。しかし、それは、子供だけではなく、不登校、支援スクール、適応指導教室、保険室登校などの後、引きこもり、社会復帰できない大人になった人の自殺です。現在、3万人以上の自殺者の何割かはこの人たちです。国と行政の責任は重いと思います。先ほど書いた岐阜県の女子中学生の自殺の民事裁判の結果が出てマスコミの方々は心を痛めていました。いじめによって、心の病にされた被害者が自殺に追い込まれたときの裁判がいかに難しいか改めて思い知らされました。岐阜県のマスコミの方々とは心が打ち解け友人と話をするような、和やかな雰囲気になりました。岐阜県のマスコミの皆さん、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

教育員会の方々においては、文部科学省のマニュアルどおりにしているのだから、何も言いません。けれど、文部科学省のマニュアルと言っても信頼関係を無くしておいて子供のせいにしないでください。私は個人的には岐阜県が大好き。
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[滋賀県教育委員会] 12月2日

最近、自殺者が出た事もあり、教育委員会、マスコミともに緊張していました。教育委員会は熱心にメモを取っている方もいらっしゃいました。私も話に熱が入りました。最後に教育委員会の代表が「いじめた生徒には毅然と指導します」と言いました。私はすかさず指導に「毅然」を付けても指導は指導です。いじめる生徒には措置をしない指導は成り立ちませんと、きっちり言いました。学校教育法11条懲戒、処分、35条出席停止の「措置」になっているのはそのためです。記者会見の時、記者からその質問がありました。指導とはどういう意味でしょうか。辞書には「ああしなさい、こうしなさいと教える。泳ぎ方を教える」とあります。何も知らない人に教える時、指導はもっとも効果があります、と私は答えました。質問をした記者は、今の答えを聞いて悪いとわかってする、いじめ加害者に指導しても無意味という事が良くわかりましたと言われました。教育委員会、マスコミの方々も学校教育法第11条35条はいじめの加害生徒をダメ、許されない事として措置して普通の生徒に導く事がいかに大事なことか、毅然と指導しても効き目がない事を理解されました。自殺者が出たこともあり、教育委員会アッパレとは言えませんが、今回のいじめ自殺者が出たことを教訓に、いじめ問題を見直す事を期待します。
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[滋賀県記者クラブ]
マスコミの皆様には、いじめ自殺を冷静に日本全国に報道されたことに私個人的に評価します。記者会見では、皆さん、いじめ問題の本質を良く勉強されていて、鋭い質問の連続でした。いじめ加害生徒がいたら、教室の中で加害者を起立させダメ、許されないと措置をすれば、加害者は自分が悪いことがはっきりわかり、恥ずかしいからやめようと思います。いじめられた生徒は自分は悪くないと自身が持てるし、加害者が怒られるので、少しはすっきりします。回りの生徒は悪いことをすれば怒られる、先生は被害者を守ってくれると先生を信頼します。生徒の中には、今日学校でこういう事があったと保護者に報告する生徒も出ます。こうなれば先生は、いじめはなかった、知らなかったは通らなくなります。マスコミの皆さんはキチンと理解されました。
マスコミの皆さんにアッパレ!ありがとうございました。
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